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武藤は5試合ぶりに出番なし…攻め手欠いたマインツ、今季2度目の3連敗

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攻め手を欠いたマインツは3連敗となった

[4.2 ブンデスリーガ第26節 インゴルシュタット2-1マインツ]

 ブンデスリーガは2日、第26節3日目を行い、FW武藤嘉紀の所属するマインツは敵地でインゴルシュタットと対戦し、1-2で敗れた。3試合連続ベンチスタートの武藤は最後まで出場機会がなく、5試合ぶりの出番なしに終わった。

 インゴルシュタットが試合開始早々に得意のセットプレーで先手を奪った。前半10分、DFマルクス・ズットナーの左CKにDFロマン・ブレジュリが頭で合わせ、先制点。その後も激しいプレッシングでマインツに攻撃の形をつくらせず、カウンターで追加点を狙う。前半45分にはFWマシュー・レッキーのクロスからズットナーがヘディングシュートを放つが、これはクロスバーを越え、前半は1点リードで折り返した。

 前半のシュート数がわずか1本に終わったマインツは後半開始から右サイドバックのDFレオン・バログンに代えてDFジュリオ・ドナーティを投入し、右サイドの攻撃を活性化させる。後半11分にはFWジョン・コルドバのパスを受けたMFレビン・エズトゥナリがそのままPA内右に進入。右足でシュートを打ったが、DFのブロックに阻まれた。

 それでも後半26分、マインツは左サイドでFKを獲得すると、エズトゥナリが右足で蹴り込んだボールがゴール前のインゴルシュタットDFマルビン・マティプに当たってゴールマウスへ。ラッキーなオウンゴールで1-1の同点に追いついた。

 ところが直後の後半28分、インゴルシュタットは素早くリスタートから右サイドのDFフローラン・ハデルジョナイに展開。ハデルジョナイが右足で上げたクロスはゴール方向に流れ、そのままファーサイドのサイドネットへ吸い込まれた。

 再び追いかける展開となったマインツは後半35分、3枚目のカードでMFダニー・ラツァに代えてMFロビン・クアイソンを投入するが、流れを変えることはできず。主導権を握れぬ1-2でタイムアップを迎え、今季2度目の3連敗となった。

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