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イブラ節衰えず「王たるライオンは自分と人間を比較しない」 引退後は「新ジェームズ・ボンド」?

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イブラ節は健在だ

 マンチェスター・ユナイテッドのFWズラタン・イブラヒモビッチが“イブラ節”を全開にしている。

 イブラヒモビッチは初挑戦のプレミアリーグで16得点を記録。出場停止明けの4日のエバートン戦では、後半アディショナルタイムにPKを決めてドローに持ち込むなど、存在感を放っている。

 そんなイブラもマンUとの契約は今夏までとなっており、ナポリへの移籍や、アメリカMLSが興味を持っていると報じられるなど、周囲の騒がしさは増している。35歳のストライカーへの注目度が衰えることはない。そんな中でもプライド高い発言は健在。『BT Sport』に答えたインタビューを『ESPN』や『メトロ』が伝えている。

「俺は35歳でここに来た。みんな、俺が車椅子に乗っていると思っていたみたいだったようだね。で、それから何があった?俺というライオンはいまだに生きている。そういうことだ。俺はみんなの言っていることが間違っていると証明した。もう俺への悪口や軽口は聞こえてこないな。なぜなら俺のヘイターは全員ファンになったし、中には信者になったやつもいるからだ」

「俺は35歳で、あと数か月で36歳になる。だがそんなのただの数だ。これからもこの調子でやっていく。そうすれば他のやつのほうが俺より年老いて見えるようになるだろうな。契約?プレミアリーグは俺に残ってもらいたがっている。ここに来たとき、俺は1年は必要だと言った。で、実際(適応に)必要だったのは3か月だけだけどな」

「俺は誇り高きライオンだ。王たるライオンは自分と人間を比較しないものだ。でも順位表は嘘をつかない。チームがそこにいるってことは、そこにいるべき理由があるってことだ。俺が前回トップ4で終わったのがいつだったか、悪いが思い出せない。ここ最近はずっと1位で終わっていたからね。トップ以外は好きじゃないんだ。これは失敗だよ」

 またマンUのレジェンドプレーヤーの一人であるエリック・カントナ氏について問われると次のように話した。2人は昨夏、イブラヒモビッチがマンUに入団する際に“舌戦”を繰り広げた経緯がある。

「エリックはエリック、俺は俺だ。俺は彼とは違う特徴をもっているし、自分にできることをするためにここにきたんだ。人々は彼のプレーを一生忘れないだろう。俺のプレーに対しても同じように思うはずだ」

「でも彼がやったことで、俺がまだやっていないことは俳優ぐらいかな。俺は俳優になることにも興味があるんだ。『ボーン・アイデンティティー』とか、スパイものとかに出たいね。あるいは新しいジェームズ・ボンドとかでもいいかもしれない! 君もそう思うだろ?」

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