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香川真司にトゥヘルから最大級の賛辞「彼の監督であることは大きなプレゼント」

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 ドルトムントMF香川真司は4日のブンデスリーガ第27節のハンブルガーSV戦でついに今季リーグ戦初ゴールを決めた。トーマス・トゥヘル監督は、この試合でチーム2点目をマークし、ダメ押しとなる3点目をアシストした香川を絶賛している。

 ゴールやアシストのほかに先制点となったMFゴンサロ・カストロのFKも獲得し、3-0の勝利で全得点に絡んだ香川。トゥヘル監督は会見で「決して簡単ではないシーズンを過ごしてきた香川真司についてどう思うか」と問われ、このように返答している。全文は以下のとおり。

「シンジは今トップフォームに達しているし、常にトッププロフェッショナルだ。望める限りの理想なね。常に存在感を出し、批判にものすごく上手く対応でき、プレッシャーにものすごく上手く対応できる」

「シンジを午前3時に起こして、(バイエルンの本拠地)アリアンツ・アレーナに送り込めば、彼はPKを決める。100%そうする。彼ならすべて問題なくできる。大事な試合でプレーしてきたし、豊富な経験を持つプレーヤーだ。必要なときには常にそこにおり、私が彼の監督であることは大きなプレゼントだと言えるね」

「彼が再びこれほどの責任を負ってくれることを私は喜んでいる。あまり上手くいかなかったとき、出遅れたときも決して恨んだりしない。彼はそれらを乗り超え、個人的な風に受け取ることはない。批判に対しても、称賛に対しても、ものすごく上手く受け止めれている」

「ズュートトリビューネ(南スタンド)が彼のことを祝福していたが、彼はまさしくそれに値する。先発しようが、途中出場しようが、彼はこのようなゲームで非常に大きな要素となる。いつもすべてを尽してくれるからね。ものすごく重要なことだ」

 4月にはバイエルンとの2戦(ブンデスリーガ、DFBポカール)やモナコとの2戦などビッグゲームに臨むドルトムントだが、ここにきて香川が2010-12シーズンの輝きを取り戻している。離脱中の選手も少なくない中、トゥヘル監督にとっても、このタイミングでの香川の“完全復活”に大きな喜びを感じているようだ。

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