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武藤は今季初のフル出場も…マインツは悪夢の5連敗で降格圏転落危機

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今季初のフル出場となったFW武藤嘉紀だが、チームは5連敗となった

[4.8 ブンデスリーガ第28節 フライブルク1-0マインツ]

 ブンデスリーガは8日、第28節2日目を行い、FW武藤嘉紀の所属するマインツは敵地でフライブルクと対戦し、0-1で敗れた。前節のライプツィヒ戦(2-3)で途中出場ながら得点を決めた武藤は5試合ぶりに先発。2トップの一角で今季初のフル出場を果たしたが、チームは泥沼の5連敗となった。

 マインツは前半18分、DFダニエル・ブロジンスキのロングパスに武藤が反応する。競り合いからPA内左で一度は倒れるが、すぐさま起き上がってボールをキープ。右足でシュートを狙ったが、惜しくもDFのブロックに阻まれた。

 0-0で折り返した後半19分にはブロジンスキの左クロスにFWジョン・コルドバが頭で合わせるもクロスバーの上へ。同23分、PA内左の角度のない位置からFWパブロ・デ・ブラシスが狙うと、GKアレクサンダー・シュボロフが弾いたボールを拾ったコルドバが振り向きざまにシュートを放つが、これもミートせず、GKにキャッチされた。

 チャンスを生かせないマインツに対し、フライブルクが反撃する。後半25分、セットプレーの流れからPA外へこぼれたボールをDFルーカス・キュブラーが右足でシュート。ゴール前のFWニルス・ペテルセンがコースを変え、ゴールネットに流し込んだ。

 1点ビハインドとなったマインツは後半37分、MFゲリット・ホルトマンとFWボージャン・クルキッチを投入。同43分にはMFファビアン・フライが中盤のドリブル突破から無回転シュートを放つが、GKの好セーブに阻まれ、最後まで1点が遠かった。

 マインツは0-1の零封負けで悪夢の5連敗となり、勝ち点29から伸ばせず、暫定15位のまま。同勝ち点の16位アウクスブルクが明日9日のヘルタ・ベルリン戦で引き分け以上なら、2部との入れ替え戦に回る16位に転落する。

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