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ボランチ高徳も果敢に攻撃参加、HSVが1部残留へ貴重な勝ち点3

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ハンブルガーSVは貴重な勝ち点3獲得に成功した

[4.8 ブンデスリーガ第28節 ハンブルガーSV2-1ホッフェンハイム]

 ブンデスリーガは8日、第28節2日目を行い、DF酒井高徳の所属するハンブルガーSVはホームでホッフェンハイムと対戦し、2-1で勝利した。酒井はダブルボランチの一角として2試合連続のフル出場を果たした。

 酒井は前半16分、PA手前でパスを受け、左足で強烈なミドルシュートを放つ。これはGKオリバー・バウマンにキャッチされたが、同25分にハンブルガーSVが均衡を破った。MFアーロン・ハントが右45度の位置でFKを獲得すると、自ら左足で直接狙い、鮮やかな直接FKをゴール左隅に突き刺した。

 しかし前半35分、ハンブルガーSVのDFマティアス・オストルツォレクが自陣PA内でDFエルミン・ビチャクチッチの足を引っ掛け、痛恨のPK献上。これをFWアンドレイ・クラマリッチがゴール右隅にきっちり決め、ホッフェンハイムが1-1の同点に追いついて前半を折り返した。

 後半20分、ハンブルガーSVは右CKからPA手前の酒井にマイナスのパス。酒井が右足でファーサイドへクロスを送るが、FWフィリップ・コスティッチのシュートは大きく枠を外れた。それでも同30分、GKクリスティアン・マテニアからのロングフィードをFWボビー・ウッドが胸で落とし、MFルイス・ホルトビーがスルーパス。DFラインの背後に抜け出したウッドはGKを引き付けて横に流し、ハントが右足で無人のゴールに流し込んだ。

 前節、首位バイエルンを1-0で下した3位ホッフェンハイムに2-1で競り勝ったハンブルガーSVは2試合ぶりの白星。ボルフスブルクを抜いて順位も13位に上げ、1部残留へ大きな勝ち点3を獲得した。

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