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小林祐希が好守で1点もたらすも…ヘーレンフェーンは上位フィテッセに敗北

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MF小林祐希は左のインサイドハーフで先発した

[4.8 エールディビジ第30節 フィテッセ4-2ヘーレンフェーン]

 エールディビジは8日、第30節2日目を行った。MF小林祐希の所属する8位ヘーレンフェーンは、敵地で5位フィテッセと対戦。2-4で競り負け、2試合ぶりの黒星を喫した。移籍後リーグ戦26試合連続でスタメン出場した小林は左のインサイドハーフを務め、90分間プレーしている。

 前節に5試合ぶりの白星を手にしたヘーレンフェーンだが、この日は不安定な立ち上がり。前半5分にPA内中央をパスワークで破られ、FWナバロン・フォールに左足で決められる。同14分にはCKからFWリッキー・ファン・ウォルフスウィンケルに頭で叩き込まれ、一気に2点のビハインドを背負った。

 前半22分にもクロスバー直撃のヘディングを浴びるなど、ゴールを脅かされ続けたヘーレンフェーン。それでも2失点で食い止めると、同31分に小林を起点に1点を返す。

 自陣の左寄りで小林が相手にプレッシャーをかけたことでボールが流れ、拾ったFWレザ・グーチャンネジャドが前方にスルーパス。PA内右に走り込んだFWルシアーノ・スラフフェールがスライディングしながら右足で流し込み、1-2で前半を折り返した。

 ヘーレンフェーンは後半9分にMFモアテン・トアスビーを下げ、前節に戦列復帰したオランダ代表MFスタイン・スハールスを投入。同15分にはPA内左に進入した小林が倒されるも、ファウルの笛は鳴らず。小林は1分後の同16分、PA手前中央で相手の後ろからのチャージでFKを得るが、キッカーのスハールスが放った左足のシュートは壁に当たって枠をそれた。

 ヘーレンフェーンの良い時間帯は長くは続かない。後半25分、スルーパスで裏を取られて折り返しをウォルフスウィンケルに押し込まれると、同30分にもクロスをウォルフスウィンケルに蹴り込まれ、ハットトリックを許して1-4。残り時間で反撃を図り、同44分にFWサム・ラーションが右足で豪快な無回転ミドルを叩き込んで点差を詰めたが、2-4で終了を迎えた。


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