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ヘルタ連敗ストップも原口出番なし…宇佐美は約2か月ぶり出場も3連敗

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ヘルタ・ベルリンは2-0の快勝で連敗を3でストップした

[4.9 ブンデスリーガ第28節 ヘルタ・ベルリン2-0アウクスブルク]

 ブンデスリーガは9日、第28節3日目を行い、FW原口元気の所属するヘルタ・ベルリンはホームでFW宇佐美貴史の所属するアウクスブルクと対戦し、2-0で快勝した。原口は2試合ぶりのベンチスタートとなり、最後まで出番なし。2試合ぶりにベンチ入りした宇佐美は後半35分から途中出場し、7試合ぶりに出場機会を得たが、得点に絡むことはできなかった。

 ヘルタは前半12分、DFマービン・プラッテンハルトの左CKのセカンドボールをPA外からMFバレンティン・シュトッカーが右足で狙うと、ゴール前のDFジョン・アンソニー・ブルックスがダイビングヘッドで角度を変え、先制点を奪った。

 立ち上がりのセットプレーを生かし、試合の主導権を握るヘルタは前半37分、FWベダド・イビセビッチが前線で体を張ってボールをキープし、倒れながらゴール前にスルーパス。PA内に抜け出したMFサロモン・カルーがGKを引き付けて横に流し、シュトッカーが無人のゴールに右足で流し込んだ。

 2-0で折り返した後半もヘルタのペースが続く。後半12分、プラッテンハルトが直接FKを狙うが、GKが好セーブ。同21分にもイビセビッチが左サイドからドリブルで中に持ち込み、右足を振り抜いたが、わずかにゴール右へ外れた。

 アウクスブルクは後半35分に宇佐美を投入。先発フル出場した2月17日のレバークーゼン戦以来、約2か月ぶりの出場となった宇佐美は左サイドハーフに入ったが、チャンスに絡めず、そのまま0-2で敗れた。3連敗で6試合勝ちなし(2分4敗)となったアウクスブルクは2部との入れ替え戦に回る16位から抜け出せず。一方、連敗を3で止めたヘルタは4試合ぶりの白星を飾り、順位も5位に一つ上げている。

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