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ユーベ移籍の真相を語るイグアイン、レアル時代は「クレイジーな日々」

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今季からユベントスでプレーするFWゴンサロ・イグアイン

 ユベントスのFWゴンサロ・イグアインが昨年夏に移籍を決断した理由について改めて語っている。欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイトが、11日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝第1戦のバルセロナ戦に向けたコメントとともに紹介した。

 イグアインは2006-07シーズンの途中に、母国アルゼンチンのリバープレートからレアル・マドリーに19歳で移籍。若くして加入したレアル時代について「全てがものすごいスピードで進むクレイジーな日々だったよ。当時の年齢から考えれば、とてつもなく大きな決断だったけど、レアル・マドリーが僕にチャンスを与え、信頼してくれたことに感謝している。美しい街、最高のクラブで結局7年を過ごしたのは素晴らしい経験だったね」と振り返る。

 2013年7月にレアルからナポリへと渡ったイグアインは、2015-16シーズンにリーグトップの36ゴールを挙げ、セリエAの得点記録を66年ぶりに更新。2016年7月に9000万ユーロ(約106億円)という莫大な移籍金でユベントスに加入した。

 充実の時を過ごしたクラブを離れての新たなチャレンジ。「ユベントスは違約金を支払って僕を獲得したけど、あれは自分にとって厳しい決断だったよ」と話すアルゼンチン人ストライカーは、「成功を収めているクラブに加入することこそ、僕が求めていたチャレンジだったんだ。クラブが今後もタイトルを積み重ねていけるよう手助けするためにここへやってきた」と、移籍決断の理由を明かした。

 新天地でもゴールを量産するイグアインは、ここまでリーグ3位の21得点をマーク。6連覇へ向けて首位をひた走るユベントスをけん引している。欧州の覇権奪還も見据えるチームは、1995-96シーズン以来の優勝を目指し、11日にバルセロナとの欧州CL準々決勝第1戦に臨む。

 2014-15シーズン決勝では1-3で敗れているユベントスだが、今回は欧州カップ戦21試合無敗(12勝9分)と圧倒的な強さを見せるホームでの対戦となる。イグアインも今こそバルセロナを倒す最高のタイミングと見ているようだ。「そうなることを願っているよ。そのために僕はここに来たんだからね」と必勝を誓った。


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