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自虐の浦和MF柏木!? 対面したオスカルに「チンチンに行かれ過ぎて気持ち良かった」

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浦和レッズMF柏木陽介

[4.11 ACLグループリーグ第4節 浦和1-0上海上港 埼玉]

 世界レベルの相手を肌で感じた。チェルシーに5シーズン在籍していた上海上港(中国)のブラジル代表MFオスカルと対峙した浦和レッズMF柏木陽介は、「チンチンにされたことしか頭に残っていない」と苦笑するしかなかった。

 試合の入りはトップ下の位置にポジションを取った柏木だったが、後半の選手交代を機にボランチの位置にポジションを移す。そして、対面することになったのが、オスカルだった。すると後半19分、2人がPA内で向き合うと、突破を仕掛けたオスカルを柏木がファウルで止めてしまい、PKを献上。「こっちに来るかなと思った。相手が足をぶつけに来たけど、かわそうと思ったらかわせたと思う。でも、そのへんも世界でやっていたうまさなのかなと思う」とその場面を振り返った。

「自分の中では守備でしっかり帰ってのファウルなので、ネガティブには考えていないけど、PKを与えたところはしっかり反省したい」

 オスカルがキッカーを務めたPKはGK西川周作が好セーブを披露してストップしたものの、その後もオスカルと対峙する柏木は「チンチンにされた」という印象が残ったようだ。

「今日は体力的にも走っていたイメージがあったから、きつかった中でオスカルと対戦したけど、チンチンに行かれた。オスカルのヒザの柔らかさはすごかったし、チンチンに行かれ過ぎて気持ち良かった」と苦笑いしつつ、「世界に追い付けるように、自分に足りないものを磨いていきたい」と視線を上へと向けた。

(取材・文 折戸岳彦)
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