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爆発事故でショックを受けたドルトGKビュルキ「誰もサッカーのことは考えなかった」

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爆発事件に遭ったドルトムント

 ドルトムントは11日、同日にUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝第1戦モナコ戦に向かうチームバスが爆発に巻き込まれた。地元警察によると、キックオフ1時間半前の11日午後7時15分(日本時間12日2時15分)、ドルトムントの選手を乗せたチームバスの近くで3回の爆発があり、この爆発でバスの窓ガラスが割れてDFマルク・バルトラが負傷した。

 爆発事故に遭ったときの様子をGKロマン・ビュルキが振り返っていることを、『スカイスポーツ』が伝えている。

「バスが大きな道路に入ろうとしたとき、突然大きな爆発が起こったんだ。警察がすぐに駆け付けてきて、状況に対応してくれた。僕らは皆ショックを受けていて、誰もサッカーのことは考えていなかった」

 また、バスで隣の席に座っていたバルトラは腕の橈(とう)骨を骨折し、さらに手からガラスの破片を取り除くため、11日夜に手術を受けた。ビュルキは「僕はバルトラの隣に座っていたんだ。ちょうど(トーマス・トゥヘル)監督の真後ろの位置で、彼は割れたガラスでケガをしてしまった」と話している。

「爆発が起こった後、僕らは全員身をすくめて床に伏せたんだ。他に何か起こるかもしれなかったからね」

 なお、試合は現地時間12日午後6時45分(日本時間13日1時45分)開始に順延となった。


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