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インテル長友奮闘も最後にミランの強力アタッカーコンビが“長友潰し”

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MFスソ(左)封じに奮闘したDF長友佑都だったが

[4.15 セリエA第32節 インテル2-1ミラン]

 日本代表DF長友佑都の所属するインテルは、同FW本田圭佑の所属するミランとのミラノダービーを戦い、2-2で引き分けた。長友は10試合ぶり先発出場。16試合連続出番なしで試合を終えた本田とは対照的だった。

 前半から気合の入ったプレーが見られた。左SBで先発した長友は、対峙した相手キーマンの一人、MFスソをマーク。逆サイドでFWジェラール・デウロフェウがチャンスを作ることはあったが、長友のサイドはほとんど突破を許すことはなかった。

 しかしミランは2点ビハインドで迎えた終盤、スピードのあるデウロフェウを右、長友いるサイドに配置。トップ下に入ったスソとの強力アタッカーコンビが“長友潰し”を試みる。

 すると後半38分、最初にデウロフェウが縦の仕掛けからクロスを上げる。これはDFのクリアで難を逃れたが、直後にスソに縦の突破を許すと、右足で上げられたクロスをDFアレッシオ・ロマニョーリに押し込まれて失点。長友はそれまで完璧とも言える対応を見せていただけに、悔やまれる失点になった。


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