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世界切符懸けた「UEFA Young Champions」、ともぞうSCが24チームの頂点に!中田氏「世界大会でチャレンジを」

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世界大会への挑戦権を獲得したともぞうSC(Aチーム・栃木)

 U-15世代の選手たちが世界一を競う「adidas UEFA Young Champions 2017 日本代表選抜大会」が16日、神宮外苑フットサルクラブ千駄ヶ谷コートで開催され、ともぞうSC(Aチーム・栃木)が参加24チームの頂点に立った。

 欧州CL決勝開催地であるウェールズ(カーディフ)で行われる世界大会、欧州CL2016-17決勝戦観戦ツアー(5月23日〜6月4日予定)を懸け、5対5のフットサル形式で熱戦が繰り広げられた。ノックアウト方式のトーナメント戦。大会には24チームが参加し、6ブロックに分かれて10分1本の予選リーグを実施。各組1位チームとワイルドカード2チーム(A~C組及びD〜F組の各2位で、成績上位の2チーム)の全8チームが決勝トーナメント(7分ハーフ)に進出し、優勝を争った。

 10分ハーフで行われた決勝戦は、ともぞうSC(Aチーム・栃木)と横浜F・マリノスジュニアユース (Bチーム・神奈川)が激突。ブロック首位には立てず、ワイルドカードから決勝に駒を進めたともぞうSC(Aチーム)が4-1で勝利し、大会の覇者となった。守護神GK手塚來須がビッグセーブを連発し、会場を沸かせた。

 02年日韓W杯で日本代表のベスト16入りに貢献し、鹿島のクラブ・リレーションズ・オフィサー(C.R.O)を務める中田浩二氏が決勝戦の解説を務めた。世界切符を手にした選手たちに「世界大会では今まで経験したことのない世界が見られると思う。いろんなチャレンジをしてきてほしい」とエールを送った。

 中田氏は「ジュニアユース年代の育成」というテーマで約30分間の指導者セミナーを行い、座談会形式で各チームのコーチ陣と意見を交わした。「コーチとして大事にしていること」、「育成をしながら勝敗にこだわるバランス」など、中田氏が議題を出しただけではなく、現役時代、フランスの強豪マルセイユで活躍した同氏に“海外の育成”に関する質問が飛ぶ場面もあった。「育成と勝負のバランスを取るのが一番難しい年代。みなさんがしっかりとコンセプトを持って指導していて安心した」と中田氏。サッカーだけではなく、人間性も育てるU-15世代のコーチ陣にとっては知見を広げる貴重な場となった。

 大会会場では最新アディダス製シューズ「MESSI」「X」「ACE」「COPA」の試し履きが実施され、選手たちは4種の履き心地の違いを確認。「フィットする」「軽くて柔らかい」と「X」が高い人気を誇ったほか、「今も『ACE』を履いている。幅が広いのがいい」という声もあった。

 また、最新の「TECHFIT(テックフィット)」も展示。アディダスのアドバイザーやトレーナーによる講義が行われ、選手たちは真剣な表情で聞き入っていた。“段階着圧”による疲労軽減や、体の“感覚認知”がプレーに好影響を与えることを学び、「今までは着ていなかったので今後は着てみたい」とパフォーマンスを上げる“武器”に関心を持つ選手もいた。

 世界切符を懸けた真剣勝負。優勝したともぞうSCの10番谷中啓人主将は「チャレンジャーの気持ちで挑んだ。リラックスしてプレーできた」と満面の笑みを見せた。5対5のフットサル形式はこの大会が初挑戦。「フットサル対策の練習はしていなかった」というが、普段とは距離感が異なっても、息のあった連携からゴールを奪った。「世界大会でも、楽しく魅せるパスサッカーをしてきます」。臆することなく、世界の猛者たちとの戦いに挑む。

(取材・文 佐藤亜希子)



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