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内田篤人がブンデスリーガで2年ぶりベンチ入りも…出番なくチームも最下位相手に不覚

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ブンデスリーガで約2年ぶりとなるベンチ入りを果たしたDF内田篤人

[4.16 ブンデスリーガ第29節 ダルムシュタット2-1シャルケ]

 ブンデスリーガは16日、第29節2日目を行い、DF内田篤人の所属するシャルケは敵地でダルムシュタットと対戦し、1-2で敗れた。内田は今季リーグ戦初のベンチ入り。ブンデスリーガでは15年4月11日のフライブルク戦以来、約2年ぶりのメンバー入りとなったが、出場機会は訪れなかった。

 15年6月に右膝を手術し、長期離脱していた内田は昨年12月8日のELザルツブルク戦で後半38分から途中出場を果たし、約1年9か月ぶりに公式戦復帰。年が明けて今度は内転筋を負傷するなど再び戦線を離脱したが、3月23日に行われたチャリティーマッチで実戦復帰を果たしていた。

 ブンデスリーガでは約2年ぶりとなるベンチ入り。15年3月7日のホッフェンハイム戦以来となるブンデスリーガ出場に期待も膨らんだが、後半36分までに交代枠を使い切り、背番号22に声がかかることはなかった。

 チームは0-1の後半30分にDFデニス・アオゴの左クロスを右サイドバックのDFコケがヘディングで叩き込み、1-1の同点に追いついたが、後半アディショナルタイムにFKの流れから決勝点を献上。この試合で引き分け以下なら2部降格が決まっていた最下位ダルムシュタットが土壇場で2-1と勝ち越した。

 連敗を4で止めたダルムシュタットは5試合ぶりの勝ち点3を獲得。16位アウクスブルクとは残り5試合で勝ち点14差と崖っ縁の状況は変わらないが、1部残留へ首の皮1枚つながった格好だ。一方のシャルケは2試合ぶりの黒星で11位後退。勝ち点4差で追うEL出場圏の6位以内との差を詰めることはできなかった。

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