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後半から出場の乾、決定機演出も味方が…エイバルの連勝は3でストップ

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[3.16 リーガ・エスパニョーラ第32節 ベティス2-0エイバル]

 リーガ・エスパニョーラは16日、第32節3日目を行い、MF乾貴士が所属するエイバルベティスのホームに乗り込み、0-2の完封負けを喫した。安倍晋三首相主催の夕食会に招待されたこともあって2試合を欠場した乾はベンチスタート。後半開始からピッチに送り込まれたものの、得点に絡むことはできなかった。

 乾不在の2試合で3-1(対ラス・パルマス)、2-0(対セルタ)の勝利を収め、3連勝中と好調のエイバルだったが、前半2分にいきなりホームのベティスに先制点を献上してしまう。スローインの流れから左サイドを細かいパス回しで崩されると、DFラファ・ナバーロのクロスをMFジョナス・マルタンにヘディングで突き刺され、スコアを0-1とされてしまう。

 0-1とベティスにリードを許したまま後半を迎えると、エイバルはFWベベに代えて乾を左サイドハーフの位置へと送り込む。後半25分にはMFペドロ・レオンが蹴り出したFKのこぼれ球に反応した乾が放ったシュートの流れから、ゴール前でフリーになったDFアレハンドロ・ガルベスが至近距離からシュートを放つも、GKアントニオ・アダンのビッグセーブに阻まれてしまう。

 さらに後半35分にはロングパスから左サイドを抜けた乾が深い位置から折り返すも、ゴール前にフリーで走り込んだP・レオンがまさかの空振り。その後も同点に追い付こうとゴールを狙ったがベティス守備を攻略し切れず、同45分にはカウンターからMFダニ・セバジョスにダメ押しゴールを奪われてしまう。0-2の完封負けを喫したエイバルの連勝は3でストップした。


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