バルセロナに所属するFWネイマールがUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)準々決勝第2戦・ユベントス戦へ向けての意気込みを口にした。スペイン『アス』がコメントを伝えている。

　バルセロナは敵地で行われた準々決勝第1戦でユベントスに0-3で敗れた。それでも逆転での4強入りを信じるネイマールは「失うものは何もない」とホームで行われる第2戦へ向けての自信を口にした。実際にバルサは欧州CL決勝トーナメント1回戦の敵地で行われた第1戦・パリSG戦に0-4で敗れながらも、ホームでの第2戦に6-1で勝利し、大逆転で勝ち上がってきている。

　ネイマールは「今回はホームとアウェーが逆になるけど、バルセロナは変わらない。そして僕らならやれる。すでに一度は壁を乗り越えたんだ。また逆転できるはずさ」と胸を張る。

「ただそのためには、自分たちの持てる力すべてを出す必要がある。すべてがうまくいけば、再び逆転勝利を飾ることだってできるはず。僕はこのチームを信じているし、僕らの持っているポテンシャルを信じている。勝てる見込みがないと思われてるだろうけど、それはつまり失うものはなにもないってことだ。あとは勝つための試合に臨むだけだよ」

　ユベントス戦で“二度目の奇跡”を起こせるか。「とても難しい試合になるだろう。相手には大きなアドバンテージがある。それをひっくり返さなければならない。ユベントスは素晴らしいチームだし、とてもよく組織されている。いつもの2倍以上走る必要があるだろう」と語ったネイマール。

「パリSG戦のときと同じ状況に僕らはいる。1%だけ勝ち抜ける可能性があって、99%はこのまま負けるという状況だ。その苦境を切り抜けるにはゴールしかない」と自分自身に言い聞かせるように語った。

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