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心優しきイスコ…ゴールパフォーマンスの“謎のポーズ”は8歳の少女との約束だった

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8歳の少女との約束をしっかり守ったイスコ

 レアル・マドリーのMFイスコが、15日のリーガ・エスパニョーラ第32節スポルティング・ヒホン戦で得点後に披露した“謎のポーズ”の意味を説明した。英『ミラー』など複数メディアが報じている。

 3試合ぶりに先発出場したイスコは、1点ビハインドの前半17分、PA内でFWルーカス・バスケスからパスを受けると、寄せてくる相手を次々と巧みなタッチでかわしてシュートコースを作り出し、左足シュートでゴールネットを揺らす。さらに2-2の後半45分、PA手前でDFマルセロからパスを受け、相手の股を抜く鋭いミドルシュートを突き刺し、レアルを3-2の逆転勝利に導いた。

 そのイスコは決勝点となった2点目のゴールパフォーマンスで親指、人差し指、小指を立てるようなポーズを披露。これがどういった意味なのか話題となっていた。

 同紙によると、試合前日に行われたサイン会に母親と参加した8歳のマナールちゃんはイスコに、「得点を決めたらこのポーズをやってほしい」とお願いしたという。そのポーズは「私はあなたを愛しています」という意味がある手話のようで、耳が不自由でイスコのファンである母親のためにマナールちゃんがお願いしたということだ。

 これを快諾したイスコは、終了間際の劇的なゴールでチームメイトも興奮していたにも関わらず、忘れずにしっかりその約束を実行。指揮官のジネディーヌ・ジダン監督もこの日のヒーローを「彼の2点目はチームに勝利をもたらした。違いを生み出してくれたし、マドリーこそが彼の居場所だ」と称えていた。


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