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長友佑都、「インテルの弱点」のはずがセリエ有数の“スソキラー”に…伊紙で高評価を獲得

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“スソキラー”の長友佑都

 15日に行われたセリエA第32節インテルミラン戦に出場した日本代表のDF長友佑都について、イタリア各紙は及第点を与えている。

 長友の所属するインテルは、MF本田圭佑の所属するミランとのミラノダービーに臨んだ。ヨーロッパ出場権の行方を占う注目の一戦だったが、試合は2-2のドローに終わった。この試合で10試合ぶりに先発出場を果たした長友は好パフォーマンスを見せた。

『イル・ジョルナーレ』は2点目を決めたFWマウロ・イカルディ、MFジョアン・マリオと並ぶ「6.5」を日本人SBに与えた。チーム内では先制点を挙げ「7」の評価を得たMFアントニオ・カンドレーバに次ぐ高採点だ。寸評では「スターティングメンバーを見る限りチームの弱点に思われたが、彼のようにスソを食い止めることに成功した選手はこれまで少ない」とし、当初は長友の先発が不安視されていたものの、予想が見事に覆されたことを指摘した。

『クォティディアーノ・ナツィオナーレ』は「6」と及第点の評価だ。寸評では「(ステファノ)ピオリの直観は正しかった。(クリスティアン)アンサルディは垂直落下してしまったが、日本人選手はスソの見張り役を果たし、わずかなプレーしか許さなかった」とスソ対策としての長友起用が功を奏したことを指摘した。しかし一方で、「その影響から相手のピッチに顔を出すことがほとんどなかった」と守備に追われ、攻撃面での貢献が足りなかったとしている。チーム最高点は「7」のイカルディで、最低点はGKサミル・ハンダノビッチ、DFダニーロ・ダンブロージオ、FWジョナサン・ビアビアニーの「5」となっている。


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