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ベンゲル、20年ぶりの3バック採用で勝利「自信を取り戻した」

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20年ぶりの3バック採用したアーセン・ベンゲル監督

 アーセナルアーセン・ベンゲル監督はプレミアリーグ第33節のミドルスブラ戦に2-1で勝利した後「チームは自信を取り戻した」と『スカイスポーツ』のインタビューで語っている。

 アーセナルは17日、リバーサイド・スタジアムで行われた一戦で、FWアレクシス・サンチェスとMFメスト・エジルのゴールで貴重な勝ち点3を手にした。リーグ戦過去5試合でわずか1勝と調子を落としていたチームだが、この勝利で4位マンチェスター・シティまで7ポイント差の6位に浮上している。

 ベンゲル監督は「自信はゆっくりと回復する。それに良い結果は大きな助けとなる」と勝利を喜んでいる。さらに「まだまだ完全に自信を取り戻したわけではないが、我々は集中して試合に臨めていた。勝利だけを目指して戦った結果だ。後半の開始早々に失点を許したが、あと1点か2点は奪えたと思う」と言及し、以下のように続けた。

「ミドルズブラのクロスとセットプレーは厄介だった。それにこの試合は彼らにとってプレミアリーグに残るためにはラストチャンスの1つだったと思う。彼らはすべてを出し尽くして戦っていた」

 また、この試合で1997年以降初めて3バックを採用したベンゲル監督は、その理由を説明している。

「ロングボールに対処するためのシステムだった。このような試合ではロングボールを多用され、これまでに何度もやられていた。それに今日の相手は、以前負けたウェストブロムやクリスタル・パレス以上にボールを放り込んでくると思っていた。自信を失っている時に、システムの変更など何か違いを作ることは良いことだ」


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