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「決勝進出は文句なしだろう」采配的中のコンテ、トッテナム撃破を喜ぶもリーグ戦に切り替える

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アントニオ・コンテ監督の采配が勝利を呼び込んだ

[4.22 FA杯準決勝 チェルシー4-2トッテナム]

 チェルシーは22日、FA杯(国内杯)準決勝でトッテナムと対戦し、4-2で勝利。2011-12シーズン以来、5シーズンぶりの決勝進出を決めた。試合後のアントニオ・コンテ監督のコメントをクラブ公式サイトが伝えている。

 プレミアリーグ首位のチェルシーはMFウィリアンが前半5分にFK、42分にPKを決めたが、2位トッテナムに2度追いつかれ、引き離すことができないでいた。それでも後半16分にベンチスタートだったMFエデン・アザールやFWジエゴ・コスタを投入すると流れは一遍。30分に右CKのこぼれ球を拾ったアザールが豪快な左足シュートを決め、三度リードすると、35分にはアザールの落としからMFネマニャ・マティッチがキャノン砲を突き刺し、4-2でトッテナムをねじ伏せた。

「強豪を下しての決勝進出は文句なしだろう。こういった試合を経験するたびに、イングランドで戦っていることに誇りを感じる。このレベルの選手たちが必死にぶつかり合うんだからね。この準決勝は実力者同士の見応えのある試合になった。チェルシーだけてはなく、トッテナムにも拍手を贈りたい」

 素直に勝利を喜んだコンテ監督だが、すでに頭の中は25日のプレミア第34節サウサンプトン戦に切り替えている。「サウサンプトンは中10日なのに対し、トッテナムの相手クリスタルパレスは明日試合がある。大きな責任を担っての戦いだ。重要な2選手をスタメンから外すのは大きな決断だった」とアザールとD・コスタのベンチスタートの理由を明かすと、「サウサンプトンは難敵だよ。トッテナムが全勝すると考え、この2日半でいい準備をしないとね」と気を引き締めた。


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