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浅野は得点に絡めず…昇格争い直接対決制したシュツットガルトが3連勝で単独首位をキープ

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FW浅野拓磨は左ウイングで先発も得点には絡めなかった

[4.24 ブンデスリーガ2部第30節 シュツットガルト3-1ウニオン・ベルリン]

 ブンデスリーガ2部は24日、第30節を行い、FW浅野拓磨の所属する首位シュツットガルトはホームで3位ウニオン・ベルリンと対戦し、3-1で勝利した。浅野は左ウイングで先発し、後半18分までプレーした。

 立ち上がりから攻撃に絡む浅野は前半17分に好機を演出する。左サイドでパスを受けると縦に仕掛け、ドリブルで持ち上がってPA内に進入。中央のFWシモン・テロッデ、MFアレクサンドル・マキシムとつなぎ、最後はPA内右からMFヨシプ・ブレカロが右足でシュートを打ったが、GKが至近距離でセーブした。

 それでも前半29分、ホームのシュツットガルトが先制に成功する。ドリブルで仕掛けたマキシムがPA手前で倒され、FKを獲得。自らキッカーを務めると、右足で直接狙ったシュートが鮮やかにゴール右隅に吸い込まれた。さらに4分後の前半33分、中央をドリブルで持ち上がったMFエベネゼル・オフォリが右サイドのスペースにスルーパス。ブレカロの折り返しをテロッデが右足でゴール左下隅に流し込み、追加点を奪った。得点ランキングトップに立つエースは今季通算20ゴール目。マキシムとテロッデの2戦連続ゴールで2-0とリードを広げ、前半を折り返した。

 後半立ち上がりもシュツットガルトが押し込んだが、ウニオン・ベルリンがワンチャンスを生かす。後半12分、右後方から供給したFWクリストファー・トリメルのピンポイントクロスをFWバスティアン・ポルターがヘディングで叩き込み、1-2と1点を返した。

 浅野は後半18分に途中交代したが、同23分、代わって入ったばかりのFWダニエル・ギンチェクが高い位置からプレッシャーをかけてボールをカット。テロッデとワンツーの形でPA内に進入すると、GKとの1対1から落ち着いて右足アウトサイドで流し込み、3-1と再び2点差にリードを広げた。

 昇格争い直接対決を制したシュツットガルトは3連勝で勝ち点を60に伸ばし、2位ブラウンシュバイクと勝ち点3差の単独首位をキープ。一方のウニオン・ベルリンは3試合ぶりの黒星で勝ち点54のまま上積みできず、4位に後退した。

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