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小野伸二が先制豪快ボレー!瀬川の移籍後初ゴールで追いつき札幌と大宮はドロー決着

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[4.26 ルヴァン杯グループA第3節 札幌1-1大宮 札幌ド]

 ルヴァン杯は26日、グループリーグ第3節を各地で行い、北海道コンサドーレ札幌はホームで大宮アルディージャと対戦し、1-1で引き分けた。3連勝を逃した札幌は2勝1分で勝ち点を7に伸ばし、暫定でグループAの首位を守っている。

 共に固い入りとなり、シュートまで持ち込めない時間帯が続いたが、前半16分に試合が動いた。今季初出場初先発となったGK金山隼樹の正確なキックからMF田中雄大が左サイドを駆け上がり、サイドチェンジのクロス。PA内右のFW上原慎也がマイナスに戻すと、PA内に走り込んだMF小野伸二が豪快な左足ダイレクトボレーを叩き込んだ。

 小野の公式戦ゴールは2015年10月10日に行われたJ2の金沢戦(2-1)以来、約1年半ぶり。ルヴァン杯(ナビスコ杯)では清水時代の2011年7月27日に行われた甲府戦(2-0)以来、約6年ぶりのゴールとなった。

 その後は膠着状態が続くが、徐々に大宮が流れを引き寄せ、前半30分、左CKからDF高山和真が高い打点でヘディングシュート。同43分にはDF奥井諒が右サイドからカットインし、左足シュートを放ったが、GKが難なくキャッチし、同点ゴールとはならなかった。

 1-0で前半を折り返すと、札幌は後半開始と同時に2枚替え。DF福森晃斗とFW菅大輝をピッチに送り込んだ。反撃に出る大宮は同11分、MF金澤慎がPA手前からミドルシュートを放ったが、GKが落ち着いてキャッチ。同15分には最初の交代カードを切り、負傷離脱から復帰したMF瀬川祐輔を投入し、さらに攻勢を強めた。

 後半21分、大宮は初先発となったルーキーのDF河面旺成が左後方から浮き球のクロス。FW長谷川アーリアジャスールがヘディングで合わせたが、シュートはゴール上へ。後半28分には今季初出場となるFW播戸竜二をピッチに送り込んだ。すると後半29分、江坂がスピードに乗ったドリブルで仕掛けると、寄せてくる相手選手を切り返し、PA内右から右足シュート。これはGKのファインセーブに阻まれたが、ついに猛攻が実った。

 後半40分、左サイドでパスを受けた瀬川が仕掛け、マークを剥がしてPA手前から右足を振り抜くと、強烈なシュートがゴールネットを揺らした。今季、群馬から加入した瀬川はこれが移籍後初ゴール。大宮は終了間際の劇的同点ゴールで1-1の引き分けに持ち込み、勝ち点1を拾った。2試合連続のドローで勝ち点を2に伸ばしている。


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