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無念の負傷交代…浦和MF柏木「足ばかりはどうしようもなかった」

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[4.30 J1第9節 大宮1-0浦和 NACK]

 無念の負傷交代となった。浦和レッズMF柏木陽介は「(26日ACL)シドニー戦から打撲で痛めていた。やりながら無理かなという感じだったので申し訳ない」と右太もも打撲の影響で前半45分のみの出場でピッチを後にすることになった。

 序盤からボールを保持して試合を進める浦和だったが、大宮の集中した守備を崩し切れずになかなか決定機を創出できない。シュートまで持ち込む場面も限られ、「相手はしっかりブロックを作り、その中でチャンスを作り切れなかったし、少しチャンスが作れた中でも奪い切れなかった」と振り返る。

 スコアレスのまま前半を折り返したものの、主導権を握って試合を進めていた。しかし、背番号10は「足ばかりはどうしようもなかった」と仲間に後を託すことに。だが後半18分に大宮に先制点を献上したチームは、その後の反撃も実らずに0-1の完封負けを喫した。

「今日負けたこと、ダービーで負けたことは悔しい」

 5月4日には勝ち点1差で追走する鹿島をホームに迎える。ダービーでの敗戦に悔しさを見せた柏木だが、「鹿島戦に向けて準備するつもり。次は勝ちを目指して、俺も良い状態でできるように治していきたい」とすぐさま前を向いた。

(取材・文 折戸岳彦)
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