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「ケガばかりで迷惑かけた」復帰後初ゴールに安堵の清武を指揮官もねぎらう

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後半42分、復帰後初ゴールを決めたMF清武弘嗣がガッツポーズ

[4.30 J1第9節 C大阪2-0川崎F ヤンマー]

 本人はもちろん、チームメイトも指揮官もサポーターも待ちに待った瞬間だった。セレッソ大阪は1-0で迎えた後半42分、FW柿谷曜一朗のシュートのこぼれ球をMF清武弘嗣が押し込み、ダメ押しゴール。今オフにセビージャから4年半ぶりに復帰した背番号46にとって、これが待望の今季初ゴールとなった。

「最後はカウンターがハマって、ラッキーなゴールだったと思うけど、ようやくゴールが決まって良かった」。そう安堵の表情を浮かべる清武を尹晶煥監督も「清武は背負っていた重い荷物を少し下ろせたと思う」と笑顔でねぎらった。

 ケガで開幕に出遅れ、初出場は3月11日の第3節・札幌戦(1-1)。さらに3月末の練習で左大腿四頭筋を損傷し、再び離脱を余儀なくされた。ここ2試合は途中出場が続き、リーグ戦ではこの日が3月18日の鳥栖戦(1-0)以来の先発復帰。今月26日のルヴァン杯・鳥栖戦(4-4)に続いてフル出場し、先制点もアシストした。

 そして試合終了間際の追加点。「帰ってきてからケガばかりで、すごい迷惑をかけたので早くゴールが欲しかった」。Jリーグでのゴールは12年4月28日の磐田戦(3-2)以来、約5年ぶり。チームも3試合ぶりの白星で7試合負けなし(4勝3分)となり、「勝てて良かった」と、首位浦和と勝ち点3差の5位浮上を素直に喜んだ。

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