beacon

終盤のジェズス弾で追いつくも…シティは降格圏ミドルスブラに手痛いドロー

このエントリーをはてなブックマークに追加

シティはセルヒオ・アグエロガブリエル・ジェズスの得点もミドルスブラとドロー決着

[4.30 プレミアリーグ第35節 ミドルスブラ2-2マンチェスター・C]

 プレミアリーグは30日、第35節を行った。マンチェスター・シティは敵地でミドルスブラと対戦し、2-2で引き分けた。

 4位シティは前節マンチェスター・ユナイテッド戦から先発メンバーを5人変更。GKウィリー・カバジェロ、DFガエル・クリシー、MFヘスス・ナバスを起用し、FWガブリエル・ジェズスが先発復帰、19歳のMFアレイシュ・ガルシアがリーグ戦初スタメンとなった。

 トップ4入りに向けてこれ以上勝ち点を落としたくないシティだが、先制のゴールネットを揺らしたのはホームチームだった。前半38分、ミドルスブラは自陣でボールを奪うと、カウンターが発動。左サイドを駆け上がったMFスチュワート・ダウニングがPA手前で中央に折り返し、こぼれ球を拾ったFWアルバロ・ネグレドが左足を振り抜くと、左ポストの内側に当たってゴールに吸い込まれ、ミドルスブラが先制に成功した。

 0-1で折り返したシティは後半4分、ガルシアとクリシーを下げて、MFレロイ・サネとMFラヒーム・スターリングを入れ、勝負に出る。すると、24分にPA内で仕掛けたサネがMFマルテン・デ・ローンに倒され、PKを獲得。これをキッカーのFWセルヒオ・アグエロがきっちりゴール左隅に沈め、1-1と試合を振り出しに戻した。

 しかし、降格圏19位のミドルスブラも意地をみせる。後半32分、FKから粘り強くボールをつなぎ、ネグレドがPA右から相手2人の間を抜くクロスを入れる。これをアーセナルから期限付き移籍中のDFカルム・チャンバースが左足で合わせ、2-1と再びリードを奪った。

 またも追いかける立場となったシティは、終盤に向けて猛攻を仕掛ける。すると後半40分、PA左手前からアグエロがふわっとしたクロスをゴール前に供給。これをジェズスが頭で押し込んだ。再び同点に追いついたが、残りの時間が少なく2-2でタイムアップ。シティは勝ち点3を得ることができず、手痛い引き分けとなった。


●プレミアリーグ2016-17特集

TOP