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香川真司、契約延長の交渉がスタート?ドルトムント強化部長が選手側とミーティングを予定

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ドルトムント残留の可能性が高まっているMF香川真司

 ドルトムントは日本代表MF香川真司との契約延長を希望しているようだ。同クラブのミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)がドイツ誌『キッカー』で示唆している。

 現行契約を2018年まで残す香川は、クラブがある程度の移籍金を見込める最後のマーケットとなる今夏の退団が取りざたされていた。だが、シーズン前半戦こそは足首の負傷もあり、新たに加わった若手選手たちとのポジション争いに勝ちきれなかった同選手は、3月半ばからは出場時間が増え、複数の試合でその力を発揮した。

 そして、その好調な姿はクラブ側の目にも留まったとのこと。「彼が良いプレーをしてくれていることを我々は見逃してはいない」と語るツォルクSDは『キッカー』に対し、「シンジはひとつの壁を乗り越え、プレッシャーがかかる状況でもパフォーマンスを出している」と最近のプレーをたたえた。

 ツォルクSDはまた、香川とその代理人を務めるトーマス・クロート氏と近々にミーティングを行う予定だと明した。その話し合いで「今後どの方向に向かいたいのか確かめたい」と選手側の意思確認をすると話している。

 DFウカシュ・ピシュチェク、MFヌリ・サヒンとそれぞれ2019年までの契約延長に至ったドルトムント。レギュラー組においては香川との契約期間が最短となっている。ここにきてクラブ側から契約延長を結ぶ構えを示しているが、選手側の決断が注目されるところだ。


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