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大分と松本はスコアレス決着…反町監督「全体的には悪くなかったけど」

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[5.3 J2第11節 大分0-0松本 大銀ド]

 J2第11節が3日に行われ、大分トリニータはホームで松本山雅FCと対戦し、0-0で引き分けた。大分は2試合勝ちなし(1分1敗)。松本は今季2度目のスコアレスドローで、3試合負けなし(1勝2分)とした。

 固い試合の入りとなり、拮抗した試合展開となった。前半6分、MF川西翔太が倒されてFKを獲得。キッカーを務めたFW後藤優介が右足で直接狙ったが、シュートはゴール左へ。前半29分、松本に前半最大のチャンスが訪れる。左後方のDF橋内優也がロングフィードを送ると、ゴール前のFW高崎寛之がヘッドで後ろに落とし、MF工藤浩平が右足を振り抜く。決定的な場面だったが、シュートはクロスバーを越え、先制点とはならなかった。

 さらに前半34分、高崎がPA手前でファウルを受け、FKを獲得する。キッカーのMF宮阪政樹が右足で直接狙ったが、シュートはクロスバーを直撃してしまう。大分も押し返し、前半42分、MF山岸智が巧みなボールキープから鮮やかな切り返しで相手選手をかわすと、左サイド深い位置からマイナスのクロス。MF岸田翔平が左足で叩いたが、ミドルシュートは枠をとらえられず、スコアレスで前半を折り返した。

 後半立ち上がりから大分は攻勢を強め、同5分、FW伊佐耕平が左からカットインし、PA手前で右足を振り抜き、強烈ミドル。シュートはクロスバーを叩き、ゴールラインを割ってバウンドしたように見えたが、判定はノーゴールとなった。

 後半32分、大分MF姫野宥弥のパスミスをFW三島康平が高い位置で拾い、そのままPA内に進入。三島がGKとの1対1から右足を振り抜いたが、シュートは惜しくもゴール左へ。その後も互いにチャンスを生かせず、試合は0-0の引き分けに終わった。

 勝ち点1ずつを分け合う結果になったが、反町康治監督は「かなりの消耗戦になった。勝ち点1を良しとして帰るしかない」と前を向いた。「全体的には悪くなかったけど、決めるところで決めないと。崩して点を取るような試合ではない。相手のミスから決められなかった」。試合の反省点を受け止め、7日の岐阜戦に向けて切り替えた。

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