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イニエスタ、今季先発10試合も…少なくともあと1年はバルサに残る考え

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アンドレス・イニエスタは少なくともあと1年はバルサに残る考え

 バルセロナMFアンドレス・イニエスタは、この夏の移籍を視野に入れていないようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。

 現行契約を2018年夏までとしているイニエスタだが、契約延長交渉は遅々として進んでいない。今年3月には、タイトル獲得に集中するため交渉を一時中断することを明言していた。

 イニエスタは今月11日に33歳を迎える。今季リーガエスパニョーラで出場したのは20試合で、そのうち先発したのは10試合にとどまる。第9節バレンシア戦でひざを負傷し、1か月半の離脱を余儀なくされた状況を顧みても、これまでのシーズンに比べて出場機会は激減している。

 今季限りでルイス・エンリケ監督が退任するバルセロナは、現在後任候補を絞っているところだ。仮に新監督がイニエスタを構想外だとみなせば、スペイン代表MFは移籍に傾くことになる。ただ、クラブはいずれの場合にせよイニエスタの決断を尊重する意向だ。

 12歳でバルセロナに入団したイニエスタは、下部組織時代から過ごしてきたクラブの“裏口”から退団するような結末を望んでいない。一方で伝えられているような2020年までの契約延長オファーに首を縦に振らない理由としては、「バルサにいるだけ、というのは好まない」という選手の強い意志がある模様だ。

 イニエスタが移籍を選択するとすれば、MFシャビ・エルナンデス(現アルサッド)、FWダビド・ビジャ(現ニューヨーク・シティ)のように競争力の劣る国外リーグへの移籍が濃厚だ。アメリカ、カタール、中国で複数年プレーし、引退後のプランを固める考えだとみられている。


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