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[MOM2109]日大藤沢FW布方叶夢(1年)_“獲りに行って”同点ゴール。小柄なドリブラーが右サイドで躍動

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[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[4.30 Rookie League A Group第2節 日大藤沢高 4-3 市立船橋高 時之栖裾野G]

 身長は160cmに満たない小柄なレフティーが、日大藤沢の右サイドで躍動した。FW布方叶夢は上手くマークとの距離を離してパスを受け、パスワークを活性化。そして前を向いた際には鋭い縦の仕掛けとカットインからの左足シュートでゴールを強襲した。

 1-2の前半41分には「あそこで本当はパスをつなごうと思ったんですけど、最近ドリブルが全然うまく行っていなくて一個点も欲しかったので自分で行きました」と自ら“獲りに行って”同点ゴールを決めた。

 前日の静岡学園高戦でも右サイドからの仕掛けでチャンスに絡んでいたものの、中央へ潜り込む動きを警戒されて得点に絡むことができなかった。だがこの日は「縦を意識してワンツーもできた」というように、縦へ仕掛ける意識を増して縦横へ多彩な仕掛けを見せて勝利に貢献した。

 布方の憧れの選手はFWリオネル・メッシ。「リオネル・メッシ選手みたいなドリブラーを意識しています。ドリブルでカットインして、ファーサイド狙うとかこだわりもってやっています」。横浜FMジュニアユース追浜から上のステージでの活躍を目指して日大藤沢へ進学してきた小柄なレフティーが、武器のドリブルやシュートを確実に決める部分を高めてチャンスを掴む。

(取材・文 吉田太郎)
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