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負傷がち、太りやすい体質のトッティが現役を続けられた理由…カペッロが説明

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今季限りで現役を引退するFWフランチェスコ・トッティ

 太りやすい体質である上、大きなケガを経験しながらも40歳まで現役を続けたローマのFWフランチェスコ・トッティについて、ファビオ・カペッロ氏が驚嘆している。イタリア紙『レプブリカ』が4日、伝えている。

 トッティは今シーズン限りで選手生活を終えることを、ローマの新たなSD(スポーツディレクター)に就任したモンチ氏が明らかにしていた。カペッロ氏はこれについて、「モンチもこれを言うには勇気が要っただろう。この発表をさせるためにスペインからわざわざ呼んだのか」と不快感を示した。

 また現役生活を通じてミランでプレーを続けたフランコ・バレージ氏やパオロ・マルディーニ氏を例に挙げ、トッティは幸運な選手であると述べた。

「フランチェスコはバレージやマルディーニのように、現役生活の最後までローマに在籍した。生涯1つのクラブでプレーし続けた選手には賛辞を送るべきだが、これには幸運も必要だ」

 続いてカペッロ氏は、トッティがこれほど長く現役生活を続けられるとは考えていなかったと明かしている。

「決して小さいとは言えないケガを何度か経験している。これほど長い間、彼のフィジカルがもつとは考えていなかった。彼は太りやすい体質だから余計だ」

 ケガを抱えた上、太りやすい体質にも関わらず、健康管理することで選手寿命が伸びたと指摘している。

「彼も素晴らしいが奥さんのイラリーさんも素晴らしい。結婚したことが彼にとってプラスになった。自己管理をし、自身の体のメンテナンスをすることを学んだ」

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