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10人対10人の死闘…4連敗中の金沢が5戦ぶり勝利!! 千葉は反撃実らず

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[5.7 J2第12節 金沢2-1千葉 石川西部]

 J2は7日に第12節を開催し、石川県西部緑地公園陸上競技場ではツエーゲン金沢ジェフユナイテッド千葉が対戦。前半27分にオウンゴールで先制した金沢が、後半5分に加点。千葉は直後の同6分に1点を返したものの、そのまま逃げ切った金沢が2-1の勝利を収めて連敗を4でストップし、5試合ぶりの白星を獲得した。

 序盤から千葉がボールを保持する展開となり、前半4分にFW船山貴之がFKを直接狙い、同18分にはPA外からDFキム・ボムヨンがミドルシュートを放つがともに枠を捉えることができない。すると同27分に金沢が思わぬ形から先制に成功する。自陣でFW清武功暉からボールを奪い取ったMF野田紘史が一気に敵陣PA付近まで持ち上がって左サイドのFW山崎雅人に展開すると、山崎の折り返しがDF若狭大志のオウンゴールを誘い、スコアは1-0となった。

 しかし、1点を先行した金沢を前半34分にアクシデントが襲う。キム・ボムヨンの縦パスに反応した清武をファウルで止めた野田が一発退場となり、数的不利に陥ってしまう。

 1-0と金沢がリードしたまま後半を迎えると、1点のビハインドを背負いながらも数的優位に立つ千葉はDF北爪健吾に代えてMFアランダをピッチへと送り込む。しかし、再びスコアを動かしたのは1人少ない金沢だった。後半5分、クリアボールに反応して若狭と体を入れ替えたFW佐藤洸一が単独で敵陣PA付近まで運ぶと、左足シュートでゴールを陥れてリードを2点差に広げた。

 だが、すぐさま反撃に出た千葉は後半6分、相手のクリアボールをアランダがブロックすると、こぼれ球に反応したPA内のFWラリベイが左足シュートでネットを揺らして1点差に詰め寄った。数的優位を生かしてまずは同点に追い付きたい千葉だったが同8分、後方からのボールに反応して抜け出した佐藤洸をファウルで止めた若狭が一発退場となり、数的同数となってしまう。

 1点を追い掛ける千葉は後半21分にFW指宿洋史、同29分にFW菅嶋弘希を投入して反撃を試みるも、体を張った金沢の粘り強い守備を崩し切ることができず。逃げ切った金沢が2-1の勝利を収めた。


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