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劣勢の前半耐え凌ぎ、大分がFW後藤優介の2ゴールで3戦ぶり勝利…岐阜は連勝が3でストップ

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[5.7 J2第12節 岐阜1-2大分 長良川]

 J2リーグは7日、第12節を各地で行った。大分トリニータは敵地でFC岐阜と対戦し、2-1で勝利。3試合ぶりの白星を飾った。一方、岐阜は連勝が3でストップし、7試合ぶりの黒星を喫した。

 試合はホームの岐阜が主導権を握る。前半11分、左サイドのハーフェーライン付近でFW古橋亨梧がボールを奪い、そのままドリブルで攻め上がり、クロスを供給。PA右でフリーとなっていたFW難波宏明が放った右足ボレーは枠を捉えたが、GK上福元直人のセーブに阻まれる。25分には、相手の連係ミスからボールを奪った古橋がPA手前から左足で狙うもゴール左に外れた。

 大分は前半37分、MF鈴木惇の左足ミドルシュートを放ち、GKビクトルが弾いたボールにMF川西翔太が詰めたが決めきれず。岐阜も40分にMF庄司悦大のふわっとしたFKからFW田中パウロ淳一がバックヘッドで狙うも、わずかにクロスバーを越えていき、前半はスコアレスに終わった。

 前半は押し込まれるシーンが目立った大分は後半10分、細かいパスで右サイドを突破し、FW伊佐耕平が上げたクロスをFW小手川宏基が右足で合わせるも枠の上。17分には、左サイドの裏に出されたボールにFW後藤優介が反応し、DFヘニキにスライディングで対応されたが、相手の連携ミスからこぼれたボールを後藤が左足で流し込み、先制点を奪った。

 試合を動かした大分は後半31分、敵陣中央から右に大きく展開されたボールを小手川が受け、クロスを上げると、ゴール前に走り込んだ後藤がヘディングシュート。右ポストに当たりながらもゴールに吸い込まれ、大分が2-0とリードを広げた。

 前半の勢いを取り戻したい岐阜は直後にDF阿部正紀を投入。後半37分、同じく途中出場のFW山田晃平が右サイドからクロスを入れると、ニアでクリアに行ったDF福森直也のオウンゴールで岐阜が1点を返す。しかし、終了間際のパワープレーも実らず、1-2のままタイムアップ。岐阜は前半のうちに先制点を奪えなかったのが痛かった。

 2ゴールで大分を勝利に導いた後藤は、試合後のインタビューで「守備の時間が長くて、みんなで守って、カウンターで取れたことは本当にチームにとして良かった。我慢強くやっていけるように1週間準備していきたい」と次節へ意気込んだ。


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