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U-17日本代表はギニアでの試合に刺激も大量失点で敗戦「力を出し切れなかった」

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 U-17日本代表は6日、ギニア遠征の初戦でU-17ギニア代表と対戦し、3-5で敗れた。

 10月にインドで開催されるU-17W杯に出場するU-17日本代表は、レベルアップを図るべく、ギニア・UAE遠征を慣行。ギニアの首都コナクリで行われた親善試合に臨んだ。

 しかし試合は前半23分までにPK2つを与えるなど、3失点と大量リードを奪われる苦しい展開を強いられる。前半41分にDF桝谷岳良がPKを決め、後半27分のFW宮代大聖のゴールによって1点差に詰め寄るが、同33分、同45分と立て続けに失点。アディショナルタイムに宮代がこの日2点目を奪ったが、大量失点で敗れた。

 JFAによると、2得点を奪った宮代は「相手に崩されるとかではなく、自分たちの小さいミスから3失点という厳しい状況を作ってしまいました」と反省。MF平川怜も「アフリカ大陸まで来て、ギニアでの貴重な試合で、自分の力を出し切れなかったということが何より悔しい」と唇を噛んだ。

 ただギニアで試合を行うという貴重な経験は選手たちにも刺激になっている様子。DF菅原由勢は「サッカー以外にも現地の人たちの暮らしを見ると、土の上で裸足でサッカーしている同世代の選手や、自分より幼い子供たちが働いている光景を見て、とても自分との違いを感じました。もっとハングリー精神を持ち、感謝の気持ちを持つことが大切だと改めて思いました」と話している。

 同代表は9日にもU-17ギニア代表との試合を予定している。

[先発]
GK:谷晃生(HT→大内一生)
DF:菅原由勢、藤井陽也、小林友希、桝谷岳良
MF:上月壮一郎(59分→瀬古歩夢)、森田晃樹(66分→福岡慎平)、平川怜、郡司篤也(36分→山田寛人)
FW:宮代大聖、中村敬斗(84分→奥野耕平)

[控え]
DF:菊地健太、監物拓歩

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