beacon

シュツットガルトが1年での1部復帰に王手!!浅野出番なしも5連勝で首位キープ

このエントリーをはてなブックマークに追加
[5.7 ブンデスリーガ2部第32節 シュツットガルト3-0E・アウエ]

 ブンデスリーガ2部は7日、第32節を行い、FW浅野拓磨の所属する首位シュツットガルトはホームでE・アウエと対戦し、3-0で快勝した。ベンチスタートとなった浅野は6試合ぶりに出番がなかったが、チームは5連勝を飾り、1部復帰に王手をかけた。

 今季3度目の3バックを採用し、浅野をベンチスタートとしたシュツットガルトは前半14分、相手のミスを突いて試合を動かした。E・アウエは自陣でのビルドアップでGKのパスがずれ、慌てて前に蹴り出したDFのパスミスをシュツットガルトDFバンジャマン・パバールがカット。ワンタッチでゴール前に蹴り返し、PA内に抜け出したFWシモン・テロッデが後方から倒され、PKを獲得した。自らキッカーを務めたテロッデは落ち着いて右足でゴール右下隅に流し込み、エースの4戦連発で幸先良く先制した。

 シュツットガルトは前半終了間際にも攻勢を強める。前半40分にはMFクリスティアン・ゲントナーがパバールとのパス交換からPA内右に切れ込み、マイナスのクロス。MFアレクサンドル・マキシムが右足で合わせたが、GKマルティン・メネルの好セーブに阻まれた。

 1-0で折り返した後半12分には同時に2人を交代し、FWダニエル・ギンチェクとDFマティアス・ツィマーマンを投入。E・アウエに押し込まれる時間帯もあったが、後半24分、DFエミリアーノ・インスアの左クロスからニアのテロッデがヘディングで叩き込み、2-0とリードを広げた。

 得点ランキングトップに立つテロッデは今季5度目のドッペルパック(1試合2得点)となり、今季通算23ゴール目。後半30分にもPA内左でパスを受けたマキシムが鋭い切り返しから縦に抜け出し、強烈な左足シュートでニアサイドを破った。

 3-0の完封勝利で破竹の5連勝を飾ったシュツットガルトは勝ち点を66に伸ばし、首位をキープ。暫定2位に浮上したハノーファーとは勝ち点3差、明日8日に試合を控える暫定3位のブラウンシュバイクとは勝ち点6差だが、次節14日にはハノーファーとの直接対決が待っている。この試合に勝てば、ブラウンシュバイクの結果に関係なく、シュツットガルトの2位以内が確定。最終節を待たずに1年での1部復帰が決まる。

●欧州組完全ガイド
●ブンデスリーガ2016-17特集

TOP