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奇跡起こらず…韓国で完敗のG大阪、2年連続最下位終戦

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G大阪は“奇跡”起こすことが出来ず…。2年連続GL最下位での敗退が決定した

[5.9 ACLグループリーグ第6節 済州2-0G大阪]

 奇跡は起こらなかった。ガンバ大阪は9日、AFCチャンピオンズリーグのグループH最終節で済州ユナイテッド(韓国)と敵地で対戦し、0-2で敗れた。勝ち点を伸ばせなかったG大阪は、2年連続のグループリーグ最下位での敗退が決定。対する済州は初の決勝トーナメント進出を決めた。

 G大阪が勝ち上がるには最低でも4得点を決めての勝利が必要で、さらに同時刻に行われた同組もう一試合の結果も関わる状況で、戦前から長谷川健太監督も「奇跡」という言葉を繰り返し使い、イレブンに奮起を促してきた。

 しかし甘くはなかった。試合開始からエンジン全開のG大阪は済州ゴールに迫る場面を作るが、なかなかゴールネットを揺らすことが出来ない。前半15分にはCKを合わせたDF三浦弦太のヘディングシュートはGKに弾かれたが、MF倉田秋が押し込む。しかしリプレーを見ると微妙だったが、判定はオフサイド。直後にも相手のハンドのような場面があったが、見逃されるなど、判定に泣かされた。

 すると絶対に欲しかった先制点を奪われることになる。前半29分、FWマルセロに浮き球パスを蹴られると、DFチョン・ウンに裏を取られる。DF米倉恒貴の懸命のカバーリングもむなしく、米倉の足に当たってコースが変わったシュートがゴールネットを揺らした。

 1点ビハインドで折り返した後半、G大阪はベンチスタートのFWアデミウソンを入れて勝負に出る。しかし後半15分の倉田の左クロスからMF堂安律が頭で合わせたシュートも枠左に外れるなど、決定力を欠く。逆に同21分、カウンターから持ち込まれると、FWファン・イルスに決定的な2点目を決められてしまう。意地を見せたかったG大阪だが、グループ最下位で大会を去ることになった。
 


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