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マラドーナ「私が指導した頃のメッシは選手というより、ぬいぐるみのようだった」

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ディエゴ・マラドーナ氏はUAE2部クラブの新監督に就任する

 アルゼンチンのレジェンドであるディエゴ・マラドーナ氏が、以前バルセロナFWリオネル・メッシを指導したときの印象を語っている。

 2010年の南アフリカW杯でアルゼンチン代表の監督としてメッシを指導したマラドーナ氏。当時22歳だったメッシについて、同氏は母国ラジオ局『ラ・レッド』で次のように話している。

「私はメッシを1年間指導した。あの頃のメッシはサッカー選手というより、ぬいぐるみのようだったね」

 また、マラドーナ氏はFIFAが先日発表したメッシの出場停止処分の撤回に関して苦言を呈している。「そもそもメッシは侮辱などする人間ではない」としながら、「私はFIFAの決定と何の関係もない。昔からFIFAにいるような連中が当初は4試合の出場停止を言い渡して、突然3試合分の出場停止を取り止めた。まったくもって矛盾している」と主張した。

 一方でマラドーナ氏は「少なくともメッシに2試合の出場停止処分が科されるべきだったのではないか」と公正さを求めている。アルゼンチン代表の次期指揮官と目されるセビージャのホルヘ・サンパオリ監督にも言及した同氏は「早くクラブから解放されるべき。落ち着かない状況だ」と述べ、以下のように続けている。

「(サンパオリ監督は)ずっと前から良い仕事をしてきた監督なので、幸運を祈りたい。ただ、アルゼンチンはヨーロッパとは異なる。それは理解しなければならないだろう。我々は何としてもW杯の出場権を獲得しなければいけないわけだから」

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