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愛媛が後半3発で今季2度目の2連勝!新戦力カン・スイル先発の群馬は連勝逃し11敗目

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[5.13 J2第13節 群馬0-3愛媛 正田スタ]

 J2リーグは13日、第13節を行い、11位愛媛FCはアウェーで最下位ザスパクサツ群馬と対戦し、3-0で快勝した。愛媛は今季2度目の2連勝でアウェー初勝利。前節初勝利を挙げた群馬は2連勝とはならず、今季11敗目を喫した。

 群馬は12日に新加入が発表されたばかりの韓国人FWカン・スイルが先発すると、アグレッシブに攻撃をけん引した。前半12分、右CKからMF松下裕樹がクロスをあげると、ファーサイドのカン・スイルが強烈なヘディングシュート。絶好のチャンスだったが、これはGKパク・ソンスの正面を突いた。14分には左CKのクロスをGKがパンチングで弾き出し、こぼれ球をカン・スイルがヘディングで叩いたが、再びGKのセーブに阻まれた。

 さらに前半29分、カン・スイルがセンターライン付近からスピードに乗ったドリブルで独走。そのままエリア内に侵入すると、PA内右の角度のない位置から強引に右足を振り抜いたが、これもGKがセーブ。群馬は立て続けにセットプレーのチャンスを得るが、得点につなげられない。愛媛も決定機をつくれず、スコアレスで前半を折り返した。

 後半は一転、愛媛がボールポゼッションを高め、試合を支配する。同25分、MF藤田息吹のスルーパスに抜け出したFW有田光希が左足シュート。これはGKが体をぶつけてセーブしたが、こぼれ球をMF小島秀仁が冷静にヘッドで押し込み、試合を動かした。

 勢いに乗る愛媛は後半32分、小島がFW河原和寿とワンツーの形で抜け出し、ペナルティアーク内から強烈な右足ミドル。この日2得点目をゴール左下隅に突き刺し、2-0。さらに4分後の同36分、小島のスルーパスに抜け出したMF小暮大器が右サイド深い位置からマイナスに折り返すと、PA内に走り込んだ河原が右足シュートを叩き込み、3-0の完封勝利を飾った。

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