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小林祐希30戦連続スタメンのヘーレンフェーン、2連敗で9位後退もEL予選出場を懸けたPO出場へ

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MF小林祐希は30試合連続スタメン

[5.14 エールディビジ第34節 ヘーレンフェーン 0-2 NEC]

 エールディビジは14日、最終戦となる第34節を行い、MF小林祐希の所属する8位ヘーレンフェーンは敵地で17位NECと対戦し、0-2で敗れた。2連敗で9位に後退したが、ヨーロッパリーグ(EL)予選2回戦出場を懸けたプレーオフ進出が決定。小林は移籍後リーグ戦30試合連続でスタメン起用され、2試合連続のフル出場を果たしている。

 小林は4-3-3の左インサイドハーフで先発。ヘーレンフェーンは後方からのパスワークで相手の守備を崩そうとするが、残留を目指すNECに中盤でボールを引っ掛けられ、危険なカウンターを浴びるシーンが目立った。

 すると前半24分、ロングボール1本で裏を取られ、NECのFWアルノー・グルンフェルトに先制点を献上。同31分には左サイドのFWサム・ラーションが中央のスペースへ走る小林にスルーパスを通し、小林がPA内中央で受けるも、トラップが大きくなり、フィニッシュへ持ち込む前に相手DFのスライディングに阻まれた。

 前半35分には左サイドで仕掛けたラーションがPA内左から横パス。再び中央に進入していた小林が今度はダイレクトで左足のシュートを放つも、目の前の相手DFに当ててしまった。

 NECの1点リードで前半を折り返すと、後半19分にFWタイウォ・アウォニイが右CKの流れから頭で押し込み、2-0。ヘーレンフェーンは攻撃のカードを切り、前に人数をかけて攻め込んだが、最後までゴールを割れず。2連敗を喫し、9位に後退した。

 EL予選2回戦の出場を懸けたプレーオフはリーグ戦の4位から7位が対象だが、5位のフィテッセがKNVB杯(オランダ国内杯)を制してELにストレートインで出場できる権利を得ており、7位のトゥエンテもリーグからの制裁で出場権を剥奪されているため、ヘーレンフェーンは9位ながらプレーオフ進出が決定。17日と20日にリーグ戦4位のユトレヒトとホーム&アウェーで対戦する。


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