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EL決勝でベストメンバーを…モウリーニョ、プレミア残り2戦で「最善の策を講じるつもり」

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ジョゼ・モウリーニョ監督は結果を求めつつも、EL制覇のために残り2戦を利用するつもりだ

 マンチェスター・ユナイテッドジョゼ・モウリーニョ監督は、結果を求めつつも、プレミアリーグの残り2試合をヨーロッパリーグ(EL)決勝戦でベストメンバーを組むために“利用”するつもりだ。クラブ公式サイトが伝えた。

 ユナイテッドは14日のトッテナム戦を落とし、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場圏内の4位以内に入ることが不可能となった。そのため、モウリーニョ監督はEL制覇による来季の欧州CL出場権獲得に全力を尽くすつもりだ。しかし、24日に行われるEL決勝アヤックス戦までにプレミアリーグ2試合をこなさなければならない。

「選手たちがベストの状態になれるよう最善の策を講じるつもりだ。1日オフを与えるにはベストなタイミングだろう。(21日の)クリスタル・パレス戦では2、3人、(17日の)サウサンプトン戦でも同じく2、3人かそれ以上を休ませる。ヨーロッパリーグ決勝戦にベストの状態で臨めるようにするためにね」

 過密日程を嘆くモウリーニョ監督は、ターンオーバー採用を明言。「サウサンプトン戦はブリントは休ませるだろうが、フェライニは使う。彼は(出場停止のため)その前の3試合でプレーしていないからね。できるだけ連続してプレーさせることは避けたいが、手持ちの選手に限りがあるため、何人かにはそれを強いることになる。若手を4、5人いっぺんに使うというわけにもいかない。若い選手たちにそんな酷なことはしたくはないのでね」と選手の起用方法について語った。

 また、連続して出場しているMFアンデル・エレーラやMFアントニオ・バレンシアなどにも休みを与える一方で、「マルシャルは(EL準決勝)セルタ戦では戦略上の理由で使わなかった。しかし彼はフィットしているし、90分間プレーすることが大事だ。スモーリングジョーンズマタも同様にフル出場することが必要だ」と、負傷明けのメンバーについては積極的に起用していくつもりだ。

 MFポール・ポグバついては、フランスで父親の葬儀に出席するためサウサンプトン戦を欠場する見込み。モウリーニョ監督は、「ポールもプレーできる状態ではないだろう。彼のことは、彼自身がプレーできる状態だと感じられるまでそっとしておくつもりだ」と無理な起用は避けるとした。


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