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トッティが現役続行?「友人ネスタの所なら」…マイアミ移籍の可能性と伊紙

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フランチェスコ・トッティは現役引退?続行?

 ローマのレジェンド、FWフランチェスコ・トッティが現役続行を決断する可能性があるようだ。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じた。

 トッティは今シーズン終了後、選手としての役目を終え、ローマのスポーツディレクター(SD)に就任したモンチ氏の右腕となる予定だ。一方でこの発表について、トッティ本人の口からは何も明らかにされていないため、様々な憶測を呼んでいる。だが今後については、昨年サインした「選手として1年、幹部として6年」の契約が足かせとなっており、現役引退は徐々に現実味を増している。

 ただしローマでは、指揮官ルチアーノ・スパレッティ監督との確執が心配されている。会長のジェームズ・パッロッタ氏はスパレッティ監督を擁護しているため、トッティはフロントから、自身が十分に守られていないと感じる可能性があるだろう。

 現段階でオファーが届いた中で、アメリカのNASLに所属するマイアミFCへの移籍ならば、トッティが現役続行を決断する可能性がありそうだ。マイアミは2015年に、オーナーであるリッカルド・シルバ氏やパオロ・マルディーニ氏の協力の下、結成したイタリアに縁の深いチームだ。指揮を執るのは元イタリア代表のアレッサンドロ・ネスタ氏で、現役時代はラツィオミランでプレーし、ライバルチームに所属していたトッティとはセリエAで競い合ったが、イタリア代表でともにプレーしているため、親しい間柄である。

 ネスタ氏は今年2月のインタビューにおいて、「フランチェスコはローマで引退を迎えたいだろうから、マイアミへはバカンスで来てほしいな」と話し、マイアミに歓迎する意思を示すもトッティ本人の意向を尊重していた。トッティの現役続行が実現するか、今後の動向は注目されるところだ。


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