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群馬がついにホーム初勝利!!高井5ゴール目&カン・スイル移籍後初弾で山口に競り勝つ

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[5.17 J2第14節 群馬2-1山口 正田スタ]

 J2リーグは17日、第14節を行い、最下位ザスパクサツ群馬はホームで20位レノファ山口FCと対戦し、2-1で競り勝った。群馬は2試合ぶりの白星で今季2勝目。待望のホーム初勝利を飾った。

 前半19分、群馬は左CKからDF阿部巧があげたクロスをGK山田元気がパンチングで弾き出すと、PA内右のMF高井和馬が左足ダイレクトボレー。20分には右CKからFWカン・スイルがヘディングシュート。立て続けに好機をつくったが、いずれもゴールネットを揺らせなかった。

 押し込まれる時間帯が続いた山口もチャンスをつくり、前半20分、左サイドの崩しからFW大石治寿が右足シュートを放ったが、GK清水慶記がセーブ。23分、群馬はMF高橋駿太が約25mからのFKを右足で直接狙ったが、わずかに枠をとらえられない。その後は中盤で激しく潰し合い、膠着状態が続いた。

 すると、0-0で迎えた前半終了間際に試合が動く。前半アディショナルタイム1分、右サイドの高橋がMF岡田翔平につなぎ、カン・スイルへのスルーパスを相手DFがスライディングでカット。ゴール前にこぼれてきたボールを高井が落ち着いて右足で流し込んだ。

 大卒ルーキーの今季5ゴール目で先制した群馬は1-0で折り返した後半13分にも追加点。左サイドから高橋が絶妙なクロスを上げ、ニアサイドのカン・スイルが高い打点から渾身のヘディングシュート。元韓国代表の助っ人ストライカーが出場2試合目で移籍後初ゴールを叩き込み、2-0と突き放した。

 山口も反撃に出ると、その1分後となる後半14分、FW岡本英也の縦パスをMF小塚和季がダイレクトで流し、MF小野瀬康介がPA内に侵入。鋭い切り返しでDFをかわし、GKとの1対1から強烈な右足シュートを突き刺した。すぐさま1点差に追い上げたが、反撃もここまで。山口は1-2で敗れ、5試合勝利なし(1分4敗)と苦境に陥っている。

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