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シュート数は3倍…徳島、18本のシュート浴びせるも逆転ならず金沢と痛み分け

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[5.17 J2第14節 徳島1-1金沢 鳴門大塚]

 7位徳島ヴォルティスはホームで18位ツエーゲン金沢と1-1で引き分け、両チームともに2試合連続ドローに終わった。徳島は9位、金沢は19位にそれぞれ順位を落としている。

 徳島は出場停止のDFヴァシリェヴィッチに代わって関西学院大出身のプロ2年目、DF井筒陸也が先発でJリーグデビュー。前半3分、MF前川大河がPA手前のFW山崎凌吾にパスを送ると、山崎が落としたボールをFW渡大生が右足ダイレクトで狙うが、DFに当たって枠を外れる。同5分にも山崎のスルーパスからMF馬渡和彰が裏に抜け出すなど、序盤から猛攻を仕掛けた。

 しかし、先制したのは金沢だった。前半12分、中盤でMF中美慶哉がボールを奪い、MF杉浦恭平が縦に入れると、FW山崎雅人のポストプレーから中美がPA内左に進入。DFを振り切って右足でゴール右隅に流し込み、今季4得点目となる先制点を奪った。

 1点を追う展開となった徳島だが、立ち上がりの勢いは変わらず、果敢に仕掛ける。すると前半35分、金沢MF宮崎幾笑のミスを見逃さなかった渡がボールを奪って素早く右サイドからクロス。ファーサイドに抜けてきたボールを山崎が左足で押し込み、今季初ゴールとなる同点弾を決めた。

 1-1の同点で折り返した後半2分にも徳島にビッグチャンス。右サイドを突破したMF島屋八徳のクロスを渡が胸トラップから右足ボレーで狙ったが、体勢を崩してしまい、シュートは大きくクロスバーを越えた。

 その後も何度となく金沢ゴールに迫った徳島だが、2点目が遠い。後半アディショナルタイムにはカウンターからFW松村亮が豪快な右足ミドルを放つが、GK白井裕人がセーブ。金沢の6本の3倍となる計18本のシュートを浴びせながら逆転ならず、1-1の引き分けで勝ち点1を分け合った。

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