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バイエルンは育成に向いていない?首脳陣は若手が活躍するクラブとの差を強調

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 バイエルンは、若手をトッププレーヤーに育てるのは得意ではないのだろうか。そんな疑問の声に、同クラブのカール・ハインツ・ルンメニゲCEO(最高経営責任者)やウリ・ヘーネス会長が反応した。ドイツ『シュポルト1』が伝えている。

 バイエルンは昨夏、ユーロ2016の最優秀若手選手賞を受賞したポルトガル代表MFレナト・サンチェスを獲得した。だが、3500万ユーロといった移籍金でベンフィカから加わった19歳は新天地にまだ馴染めておらず、現時点では期待に応える活躍を披露できていない。

 一方で、ドルトムントでプレーするMFウスマン・デンベレ(20)は出場機会を多く与えられ、順調に力を発揮しているところだ。その例を引き合いに出され、若手を十分にサポートしていないとの指摘を受けるバイエルンだが、ルンメニゲCEOは「デンベレが所属するドルトムントとサンチェスが所属するバイエルンの間には18ポイントの差がある」とレベルの違いを主張している。

 ヘーネス会長もルンメニゲCEOのコメントに同意。「バイエルンで成功するのはドルトムントで成功するより難しい。ここではMFアルトゥーロ・ビダルを押しのけなければいけないのだからね」とそれぞれのチーム内の競争の差を強調した。


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