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“非常に大事”な初戦迎えるU-20代表…内山監督、内容と結果伴う試合で「大きな勢いをつける」

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前日会見に臨んだU-20日本代表の内山篤監督と主将のMF坂井大将(大分)

 翌21日にU-20W杯グループリーグ第1節南アフリカ戦を控えるU-20日本代表の内山篤監督と主将のMF坂井大将(大分)が20日、前日会見に出席した。

 11日から行われた静岡合宿では12日に磐田と練習試合(○1-0)、15日にU-20ホンジュラス代表と親善試合(○3-2)を行い、17日に韓国入り。内山監督が「コンディション的にバラつきがあったが、国内で準備をしてきたし、韓国は時差や気候は日本と大きな差がないので、いい感じで準備できている」と語り、坂井も「チームとして良い準備ができている。失うものはないのでチャレンジャー精神を持ってやっていきたい」と話したように、手応えを得て初戦の南アフリカ戦を迎えようとしている。

 対戦相手となる南アフリカは「身体能力が高く、非常にスピードがあり、前線にタレントがいる」(内山監督)、「意外性があるチームで、体の使い方うまい」(坂井)と警戒を示しつつも、指揮官は「スペースを与えると厳しくなるので、いかにコンパクトに粘り強く戦えるか。初戦は非常に大事で、内容が伴い結果が出れば、若い選手たちは大きな勢いをつけていける」と白星スタートを飾って、勢いに乗ろうとしている。

「グループリーグを何とか突破して、上を目指していきたい。チーム全体として、心身ともに非常にいい準備ができているので、明日の試合を楽しみにしている」(内山監督)。昨年10月のAFC U-19選手権を制してアジア王者に輝いたチームの“最大の挑戦”がついに始まる。

(取材・文 折戸岳彦)
●U-20ワールドカップ韓国2017特集ページ

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