beacon

大迫が最終節で1G1A!!武藤途中出場のマインツは敗戦も得失点差で残留決める

このエントリーをはてなブックマークに追加

FW大迫勇也は最終節で1ゴール1アシストの活躍を見せ、チームを勝利に導いた

[5.20 ブンデスリーガ第34節 ケルン2-0マインツ]

 ブンデスリーガは20日、第34節を行い、FW大迫勇也の所属するケルンはホームでFW武藤嘉紀の所属するマインツと対戦し、2-0で勝利した。4試合ぶりに先発した大迫が1ゴール1アシストの活躍。ベンチスタートの武藤は後半17分から途中出場した。敗れたマインツは13位から15位に順位を落としたものの、16位に転落したボルフスブルクを得失点差で上回り、1部残留を決めた。

 序盤からケルンが攻撃の形をつくると、前半13分、カウンターから大迫がドリブルで持ち上がる。パスを受けたMFミロシュ・ヨイッチが左サイドから中央に切り込み、右足でフィニッシュまで持ち込んだ。

 前半18分にはマインツのDFレオン・バログンが負傷交代するアクシデント。攻勢を強めるケルンは前半36分、ペナルティーアーク手前でボールを持った大迫が左に流れながら左足ミドルを放ち、マインツゴールを脅かした。

 すると前半43分、左サイドからのスローインを大迫が頭で落とし、DFヨナス・ヘクターがPA内左に切れ込んで左足でシュート。GKの手を弾いてゴールネットを揺らし、大迫の9試合ぶり今季通算6アシスト目でケルンが先制に成功した。

 0-1で前半を折り返したマインツは後半17分から武藤を投入するが、ケルンの優勢は変わらない。1点リードのまま終盤に入ると、後半42分、自陣右サイドでボールをカットしたヨイッチがそのままドリブルで駆け上がり、中央の大迫へ。正確なトラップで前にボールを運んだ大迫はPA手前から冷静に左足で流し込み、勝利を決定づける追加点を奪った。

 9試合ぶり今季通算7ゴール目となった大迫はホーム最終節で1ゴール1アシストの活躍。後半43分にお役御免となり、ホームの観客から拍手を浴びながらベンチへ下がった。試合はそのまま2-0で終了。勝ち点を49に伸ばしたケルンは得失点差でヘルタ・ベルリンを抜き、5位でシーズンを終えた。来季のヨーロッパリーグ(EL)への出場権を確保したケルンは、DFBポカール決勝でドルトムントが勝った場合はELにストレートインで出場。フランクフルトが優勝した場合はプレーオフから出場する。

 一方、敗れたマインツはアウクスブルクとハンブルガーSVに抜かれたものの、勝ち点37で並ぶボルフスブルクを得失点差で上回り、残留圏ぎりぎりの15位でフィニッシュ。土俵際で踏みとどまり、1部残留を果たした。

●欧州組完全ガイド
●ブンデスリーガ2016-17特集

TOP