beacon

ヘルタはホーム最終節で今季ワーストの6失点惨敗…原口も出番なく6位でシーズン終える

このエントリーをはてなブックマークに追加

頭を抱えるヘルタMFミッチェル・バイザー

[5.20 ブンデスリーガ第34節 ヘルタ・ベルリン2-6レバークーゼン]

 ブンデスリーガは20日、第34節を行い、FW原口元気の所属するヘルタ・ベルリンはホームでレバークーゼンと対戦し、2-6で敗れた。原口は2試合ぶりのベンチスタートとなり、最後まで出番なし。チームもホーム最終節で今季ワーストとなる大量6失点を喫し、完敗した。

 レバークーゼンは前半5分、MFユリアン・ブラントのスルーパスに反応したFWハビエル・エルナンデスがシュート。右ポストを叩いた跳ね返りに自ら詰め、左足で先制点を奪った。

 立ち上がり早々の失点で1点を追う展開となったヘルタも反撃に出るが、最後の精度を欠く。すると前半31分、レバークーゼンはMFカイ・ハフェルツがチチャリートとのワンツーから右足で追加点。17歳の新星は前半アディショナルタイムにも自身2点目を決め、前半だけで3点をリードした。

 後半開始から2人を入れ替えたヘルタだが、なかなか1点を奪えない。逆に後半18分、MFブラディミル・ダリダが自陣PA内でMFチャルレス・アランギスを倒してしまい、PKを献上。これをFWシュテファン・キースリンクが落ち着いて決め、レバークーゼンが4-0と突き放した。

 ヘルタは後半26分にMFミッチェル・バイザーのゴールで1点を返すが、同36分にアランギスのPKで5失点目。後半41分にはお返しのPKをFWサミ・アラギが決めて2-5とするが、試合終了間際の後半45分に6失点目を喫した。

 最終節で惨敗したヘルタは順位でもケルンに抜かれ、5位から6位に後退。来季のヨーロッパリーグ(EL)への出場権は確保したが、DFBポカール決勝でドルトムントが勝った場合はELプレーオフから、フランクフルトが優勝した場合は予選3回戦から出場することになった。

●欧州組完全ガイド
●ブンデスリーガ2016-17特集

TOP