beacon

バルサの連覇を止めたのはやはりレアル・マドリー!!5季ぶり33度目のリーガ制覇

このエントリーをはてなブックマークに追加

レアル・マドリーが5シーズンぶりとなる通算33度目のリーガ・エスパニョーラ優勝を飾った

[5.21 リーガ・エスパニョーラ第38節 マラガ0-2R・マドリー]

 レアル・マドリーが5シーズンぶりとなる通算33度目の優勝を決めた。

 21日、敵地でマラガとのリーガ・エスパニョーラ今季最終節となる第38節を戦ったレアルは、2-0で勝利。引き分け以上で優勝を決める一戦だったが、勝利で勝ち点を93に伸ばして、優勝に花を添えた。

 レアルは17日に行った第21節の延期分でセルタに4-1で快勝。2位のバルセロナに勝ち点3差をつけて最終節を迎えた。ただもしもレアルが敗れ、バルセロナが勝利した場合は、当該対戦成績で上回るバルセロナが優勝を決めるだけに、レアルとしては負けだけは絶対に許されないゲームだった。

 そんな一抹の不安もこの男の前ではないも同然だった。開始2分、MFイスコのスルーパスに反応したFWクリスティアーノ・ロナウドは、GKイドリス・カルロス・カメニをかわしてゴール。レアルが簡単に先制に成功した。

 守っても高い集中力を見せる。前半20分にマラガに与えたFKの場面では、FWサンドロ・ラミレスのシュートが枠内を捕らえるが、GKケイラー・ナバスがポストに体を激突させながらの気迫のセーブ。マラガに隙を与えない。

 そして試合を楽にする追加点は後半10分。右サイドからのCKをMFトニ・クロースが蹴ると、DFセルヒオ・ラモスが合わせたシュートはGKに阻まれたが、跳ね返りがDFラファエル・バランに当たってこぼれると、FWカリム・ベンゼマが押し込み、リードを2点に広げる。

 同時刻にキックオフした試合でエイバルと対戦したバルセロナは、MF乾貴士の2ゴールによって2点の先行を許したが、その後4得点を奪って逆転勝ち。しかしレアルもこのまま2-0で逃げ切ったことで、結局勝ち点差は変わらなかった。バルセロナの連覇を2で止めたレアルが、2011-12シーズン以来となるリーガ制覇を成し遂げた。欧州2冠を目指すレアルは、6月3日にユベントスとのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)決勝を戦う。


●リーガ・エスパニョーラ2016-17特集

TOP