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レアル、優勝の要因は“Aチーム”と“Bチーム”の統一...出場機会を分け与えたジダン

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勝利を喜ぶレアルの選手たち

 今季、2011-12シーズン以来となるリーガエスパニョーラ制覇を達成したレアル・マドリー。最後まで追走した2位バルセロナを勝ち点3差で振り切り、ジネディーヌ・ジダン監督率いるチームは歓喜の瞬間を迎えた。

 33度目のリーガ制覇においては、ジダン監督のマネジメント力が光った。フランス人指揮官はGKルベン・ヤニェス(出場時間ゼロ)、DFファビオ・コエントラン(169分)、FWマリアーノ・ディアス(115分)、GKキコ・カシージャ(990分)を除く全選手に、1000分以上のプレータイムを与えたのである。

 ジダン監督は実に20選手に1000分を超える出場時間を分け与えている。これはバルセロナ(18選手)、アトレティコ・マドリー(16選手)を上回り、今季のリーガで最多の数字だ。

 今季“Aチーム”と“Bチーム”の論争が巻き起こったマドリーだが、ジダン監督はスタメン組とサブ組を統一することでシーズンの長丁場を戦い抜くことに成功している。

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