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給料は下がったけど…D・ルイスがチェルシー復帰について語る

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チェルシーに復帰し、守備の要として優勝に貢献したダビド・ルイス

 ブラジル代表DFダビド・ルイスが、今季チェルシーに復帰した理由を語った。英『スカイ・スポーツ』が伝えている。

 チェルシーから2014年5月にパリSGに移籍したD・ルイスは、センターバックだけでなく、アンカーとしてもプレー。公式戦89試合に出場し、2年連続の3冠達成に大きく貢献した。「2年間パリへ行って、フランスのすべてのタイトルを手に入れてきた。すばらしい日々だったよ」とパリSG時代を振り返った。

 しかしD・ルイスは、今季チェルシーに復帰。「自分にとって苦い思い出のある国に戻ってくるのはリスクがあった。だけど僕はリスクを愛している。それを冒さなければ、人生で新しいことを味わうことはできないからね。それはプロ生活の中に限らず、日常でもそうだ」。2013-14シーズンに復帰したジョゼ・モウリーニョ監督に控えメンバーとして扱われたD・ルイスだが、パリSGでの栄光よりも挑戦を選択した。

 アントニオ・コンテ監督を迎えた今季のチェルシーは、序盤にリバプール、アーセナルと連敗を喫したが、その後4バックからD・ルイスを中央に置いた3バックに変更すると、13連勝を記録するなど首位を独走。終わってみればプレミアリーグ新記録の30勝で2年ぶりの優勝を果たした。

 33試合1得点で優勝に大きく貢献したD・ルイス。「ここに戻ってきたことで給料も下がった。だけど問題ないよ。神は多くを僕に授けてくれた。だからとても満足しているよ。簡単な道をいつも選ぶような人生は好きじゃないんだ。だからリスクをとった。そして今、僕はとてもハッピーさ。正しい決断だった」。

 チェルシーは26日にFA杯決勝でアーセナルと対戦。今季2冠目を目指す。


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