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ウーゴが途中出場から2発!齋藤不在の横浜FM、清水撃破で中澤のJ1通算550試合目を白星で飾る

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前半20分から出場したウーゴ・ヴィエイラが2ゴール

[5.27 J1第13節 清水1-3横浜FM アイスタ]

 J1リーグは27日、第13節1日目を行った。IAIスタジアム日本平では、清水エスパルス横浜F・マリノスが対戦し、3-1で横浜FMが勝利した。

 今季ホーム初勝利を狙う清水は前半4分、MFチアゴ・アウベスの右CKからDFフレイレがヘディングシュート。決定的なシュートだったが、クロスバー上に外れてしまう。

 対する横浜FMは、前節・仙台戦での負傷でMF齋藤学を欠いたが、徐々に流れを引き寄せると、早い時間帯に先制点を奪う。前半15分、スローインを受けたMF扇原貴宏が左サイドからクロスを上げると、相手にクリアされてしまうも、こぼれ球をPA右で受けたDF松原健が左足に持ち替えてシュート。ゴール左に吸い込まれ、横浜FMが先制に成功した。

 反撃に出る清水は前半26分、右サイドからMFミッチェル・デュークがクロスを供給し、ファーサイドのDF松原后、こぼれ球をFW鄭大世と立て続けにシュートを放ったが、横浜FMの集中した守備から得点を奪うことができない。40分にも鄭大世、アディショナルタイムにはチアゴがPA内から惜しいシュートを浴びせたが、前半はゴールネットを揺らすことができなかった。

 それでも清水は後半5分、ショートカウンターから鄭大世が巧みなボールタッチで相手をかわし、PA内へラストパス。これを受けたMF白崎凌兵が右足で流し込み、早い時間帯に同点に追いつく。

 しかし横浜FMが再び突き放す。後半7分、左サイドからMFマルティノスがスピードのあるアーリークロスを入れる。これをゴール前に走り込んだFWウーゴ・ヴィエイラが滑り込みながらうまく合わせ、2-1。前半20分にFW伊藤翔と代わって入った28歳FWが起用に応えた。

 追いつきたい清水は後半21分、右サイドからデュークが上げたクロスをチアゴがヘディングシュートもGK飯倉大樹に止められる。直後の24分にはFW北川航也、34分にMF野津田岳人を入れて攻撃のリズムを変える。しかし史上2人目のJ1通算550試合出場となったDF中澤佑二を中心とした横浜FMの守備を崩すことができない。

 横浜FMは後半アディショナルタイム4分、カウンターからウーゴが個人技から右足シュートをゴール左足に流し込み、勝負あり。3-1で横浜FMが2試合ぶりの白星をおさめた。一方、清水は4試合ぶりの黒星を喫し、7試合白星なし(5分2敗)となった。


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