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岐阜、小野悠斗のJ初ゴールで先制も…闘莉王ベンチスタートの京都とドロー決着

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[5.27 J2第16節 京都1-1岐阜 西京極]

 J2リーグは27日、第16節1日目を行った。FC岐阜京都サンガF.C.の一戦は1-1で引き分けに終わった。岐阜は5試合白星なし(3分2敗)、京都は連勝とはならなかったが、9試合負けなし(4勝5分)とした。

 DF田中マルクス闘莉王がベンチスタートの京都は前半8分、左サイドでFKを獲得し、DF石櫃洋祐がインスイングのボールを入れると、混戦となったところをFWイ・ヨンジェが右足シュート。決定機だったが、GKビクトルの正面に飛んでしまった。

 対する岐阜はMF庄司悦大が攻撃を組み立て、京都ゴールに迫る。前半38分、庄司が相手の裏に正確なフィードを送り、これに反応したFW古橋亨梧が中央に折り返す。中央に味方が走り込んでいたが、その前でDF高橋祐治にカットされ、前半はスコアレスに終わった。

 後半も一進一退の攻防が続く中、先制したのは岐阜だった。17分、左サイドから古橋がクロスを入れ、FW難波宏明と競り合ったGK菅野孝憲がキャッチできず、ボールをこぼしてしまう。これを拾ったFW大本祐槻が中央に折り返し、MF小野悠斗が左足で押し込み、先制点。メキシコで経験を積み、2015年にJリーグデビューを果たした25歳MFが、今季初先発で待望のJ初ゴールを決めた。

 1点ビハインドとなった京都は後半20分にMF伊東俊、26分にMFハ・ソンミンをピッチに送り出す。29分には、難波のスルーパスで裏を取られ、古橋に決定的なシュートを打たれたが、クロスバー上に外れて事なきを得る。そして闘莉王がタッチライン際で交代を待つ中、30分に同点に追いつく。MF小屋松知哉が縦に仕掛けてPA左からマイナスに折り返すと、後方から走り込んだ伊東が右足で合わせ、試合を振り出しに戻した。

 直後に京都は闘莉王を投入。岐阜も後半35分にMF田中パウロ淳一、42分にFW瀧谷亮と攻撃的な選手を送り込むも勝ち越すことができず、タイムアップ。1-1で勝ち点1を分け合う結果に終わった。


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